エアコンフィルターとエアフィルターは似た名前ですが、異なるものです。
エアコンフィルターってなに?
エアコンフィルターは、エアコンのフィルターで、室内に取り込む空気のフィルターのことです。家のエアコンにも付いているフィルターと同じ役目をしています。
エアフィルターは、エンジンへ送り込む空気のフィルターのことで、エンジンルーム内に取り付けられています。
フィルターの事をエレメントと呼ぶこともあり、エアエレメントはエアフィルターのことです。エアクリーナーと呼ばれることもあります。
エアコンを付けた時に臭いがしたり、車内の臭いが取れない時は、エアコンフィルターが汚れていたり、臭いがこびりついている可能性があります。
いつ交換するの?
エアコンフィルターは、その名の通りエアコンのフィルターのことで、室内に空気を送り込む際に空気内のゴミなどを除去する役目を果たしています。
昔の車は、エアコンフィルターが付いていない場合もありますが、今の車は標準装備されています。
室内循環した空気もフィルターを通りますので、タバコを吸う人の場合、タバコの臭いがフィルターに付いていきます。フィルターがカビてしまい臭いを発することもあります。
エアコンから臭いがする場合、フィルターが汚れている可能性がありますので、交換した方が良いでしょう。
エアコンフィルターの交換時期は、5万キロ(5年)が目安とされています。
最近の車のエアコンフィルターは、取り外しも簡単な場所に付いており、掃除することもできますので、車検の時などに、エアフィルターと一緒に清掃してもらっても良いと思います。
エアフィルターってなに?
エンジンルームにあるエアフィルターの役目は、エンジンへ送り込む空気をキレイにするものです。
エンジンでは、ガソリンが爆発しシリンダーを動かして車輪を回していますが、ガソリンを爆発させるためには酸素(空気)が必要です。
エンジンはガソリンと酸素を取り込んで、電気プラグで点火して、ガソリンを爆発させてエネルギーを作り出しています。
空気には様々なゴミが混入していますので、そのまま空気をエンジン内に取り込んでしまうと、徐々にエンジンにダメージを与えてしまいます。そこで、一度フィルターを通して空気を送る仕組みになっています
いつ交換するの?
フィルターが汚れ目詰りしてくると、エンジンの性能が発揮できなくなったり燃費が悪くなりますので、定期的な交換が必要になります。