車を買うのに大きなお金が必要ですが、ボディブローのように効いてくるのが車の維持費です。車に乗り続けるためには、それなりにお金がかかってきます。
地方に住んでいる場合は、交通手段として自家用車が無いと厳しいことも多いですし、自分の車を持つことは、一つの夢という人も多いと思いますので、車を持つとどれくらいの出費が必要になるのかを考えてみます。維持費がいくらになるかは、乗っている車や住んでいる場所によっても変わるため、自分の場合にいくらになるかを計算しなければなりません。
常時発生
１．ガソリン代
ガソリン代は乗る車の燃費によって全然変わってきます。ハイブリッドカーやコンパクトカー、軽自動車であれば燃費はかなり良くなります。
２．駐車場代
駐車場代は持ち家であれば確保できるかもしれませんが、賃貸の場合は借りなければなりません。
３．自動車税
自動車税は毎年4月1日時点の車の所有者が支払うもので、車の排気量によって金額が変わります。
軽自動車で1万強、普通自動車で3～5万円ほどと考えておきましょう。
４．任意保険
自動車保険（任意保険）は1年更新で、1年分を前払いするか月払いにするのが一般的です。年齢、等級、車両保険の有無、保険会社などによって料金が変わってきます。
２年ごとに発生
１．車検
２．重量税
３．自賠責保険
新車は3年後、その他の車は2年毎に車検が必要になります。金額は車の大きさなどで変わってきます。重量税や自賠責保険も車検時に2年分支払います。
定期的に発生
１．オイル・エレメント交換
オイル交換は5千キロ、または半年ごとに行うのが良いとされています。昔は3千キロ、3ヶ月と言われていましたが、今の車は5千キロ、半年で大丈夫です。車検が来るまでオイル交換しないような人もいますが、車の故障の原因になりますし、長持ちしなくなります。
エレメント（フィルター）の交換は、オイル交換2回に1回が良いとされています。オイル交換のたびに交換しても構いません。
２．部品交換
３．点検・整備・修理
点検については、半年点検や1年点検がありますが、車検時に先払いするか、実施するたびに料金を支払う形になります。年に1回は点検・整備しておいた方が愛車のコンディションを良好に保つためにもお勧めします。
今の車はしっかりメンテナンスしていれば10万キロを超えても問題なく走れますが、メンテナンスができていないと寿命が縮まります。