１．自動車の登録番号

ナンバープレートの番号です。市名などは車を管轄する運輸支局を表し、同時に自動車の種類、用途別の分類番号、用途別の区分などが記載されています。ちなみに、「わ」ナンバーはレンタカーを意味します。

２．登録年月日/交付年月日

車が新規登録された日や、名義変更を行った日付です。

３．初年度登録年月

その車が最初に登録された年月です。車のカタログなどで目にする「○年式」という表記は、ここに書いてある初度登録年月のことです。

４．自動車の種別

車の種類が、「軽、小型、普通、大型、小型・大型特殊」などで分類されています。3ナンバーは「普通」、5ナンバーは「小型」というように、自動車の種類が記載されています。

５．用途

乗用、貨物、乗合、特殊、建設機械などの用途の分類です。

６．自家用・事業用の別

自家用、事業用の区別です。通常、個人で使用する場合は自家用となります。

７．車体の形状

箱型、バン、ステーションワゴン、キャブオーバー型などの形状です。

８．車名

トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダなどの自動車メーカー名です。ヴィッツやプリウスと言ったいわゆる車種名は記載されません。

９．乗車定員

車が何人乗りかを表します。ミニバンや1BOXカーでは、同じ車種でも乗車定員が異なる場合があります。

１０．最大積載量

貨物車などの最大積載量です。それ以上載せると違反になります。乗用車には関係ありません。

１１．車両重量

車の重量です。自動車重量税の金額はこの重量で決まります。

１２．車両総重量

車両重量に乗員者定員の総重量を合わせた重量です。乗員者は1人55キロで計算されています。

１３．車体番号

車1台1台が判別できるように付けられたその車固有の番号です。同じ番号の車はありません。エンジンルームにも刻印がされています。盗難車を売る時に車台番号を削る悪い人がいます。

１４．長さ・幅・高さ

車の長さ、幅、高さです。車庫証明を申請するときにこの数値を記載します。

１５．型式

車のエンジン形式や駆動形式です。排出ガス規制に適合しているかもわかります。自動車の構造変更登録を受けると、この欄に「改」と記載されます。

１６．原動機の型式

エンジンの種類です。ハイブリッドカーの場合は、エンジンとモーターの両方の型式が書かれています。

１７．総排気量又は定格出力

エンジンの排気量です。単位はリットルで表記されています。

１８．燃料の種類

ガソリン、軽油、LPガス、電気など車の燃料です。軽油の場合は規制があります。

１９．型式指定・類別区分番号

国土交通省に指定を受けた番号です。新型車を販売する上でまずこの型式指定を取得します。

類別区分番号は、同一型式の異なる車両など、同じ型式で仕様が違うものを表します。

２０．所有者の氏名又は名称・住所

車の所有者の氏名と住所です。

基本的には使用者と同一になりますが、車をローンで購入した場合には、この欄が信販会社や販売店の名前になります。ローンの支払いが終わると、所有権解除を行い名義変更します。

所有者が信販会社などになっている車を売る場合、売った代金でローンを返すのが一般的です。

２１．使用者の氏名又は名称・住所

車の使用者の氏名と住所です。車をローンで購入した場合でも、使用者欄は購入者になります。自動車保険の対象になるのも基本的には使用者です。

２２．使用の本拠の住所

住民票の住所と異なる自分名義の土地で使用する車として登録する時に記載します。

２３．有効期間の満了する日

車検の満了する日です。